産後、時短勤務にする?転職する?フルタイムのままにする?
産後の働き方については大きく分けて5つあります。
ここからはそれぞれの働き方やメリットデメリットについて
実体験や調査結果をもとに紹介します。
女性の働き方。正社員が多い?パートが多い?
年齢別の女性の働き方について調べてみました。
年齢が高くなるにつれて、正規雇用よりもパートアルバイトの働き方が増加していますね。
ライフスタイルの変化に合わせて働き方に変化がでていると言えます。
出典:厚生労働省HP
出産は人生の中でも大きなライフスタイルの変化ですよね。
ここからはフルタイム勤務や時短勤務などの働き方について詳しくまとめていきます。
時短勤務正社員
子供が3歳未満の場合、産後短時間勤務制度が利用できます。
利用することで1日の所定労働時間を6時間まで短縮できます。
雇用形態も正規雇用のままになるので
パートやアルバイトの契約に変更する必要なく時短勤務が可能です。
メリット
・家庭と両立しやすい
・経済的な自立ができる
・収入の減少を抑えることができる
デメリット
・保育園の送迎などの時間に追われやすい
・時間内の仕事量が多くなる可能性がある
時短勤務制度はあくまで1日6時間の労働時間になるということです。
退勤後は保育園などの降園予定時間がぎりぎりになることが考えられます。
フルタイム
産後もフルタイム勤務する方法です。
フルタイムの定義は基本的に週5日1日8時間の労働時間です。
メリット
・保育園などの入園に有利
・キャリアアップが見込める
・収入が安定
デメリット
・体力消耗
・育児時間との調整が難しい
フルタイムでの仕事の最大のメリットはやはり経済面で安定する事だといえます。
時間的にはハードです。
7時間~8時間の労働+家事と育児はかなり体力が必要だと思います。
家族やアウトソージングなどで
家事や育児のサポートを受けながら対応している人が多い印象です。
パート/アルバイト
パートやアルバイトの契約で働くのも1つの選択肢です。
メリット
・ライフスタイルに合わせた終業時間が選びやすい
・育児休業も取得できる可能性がある
デメリット
・時給制などで収入が不安定になる
・年金が少なくなる
パートやアルバイトの場合は、
ある程度働く時間を調整することができます。
午前中だけ働く、1日3時間だけ働く…などの選択肢があるので
時間的な都合はつけやすいでしょう。
退職
出産を機に退職する方もいます。
メリット
・育児に専念できる
デメリット
・収入が減る
・年金がすくなくなる
・社会的なつながりが少なくなる
メリットは仕事のことは考えずに家のことに専念できることです。
子供の急な体調不良などにも対応しやすい環境です。
社会保険に入っていたのであれば失業保険をもらうことも可能です。
ワンポイント
育休取得後、復帰しないのは原則的にNG。
育児休業給付金は職場復帰が前提条件です。育児休業給付金の条件などの詳細はこちら
復帰を考えていたけど、予定が変わった。子供と過ごしたくなった。など
いろんな変化は起こりえます。
気持ちよく退社するためにも
退職前提で育休を取得するような言動は控えたほうがよさそうです。
番外編:派遣/フリーランス
メリット
・育児や家事と両立しやすい
・ライフスタイルの変化による影響を受けにくい
デメリット
・社会保険を受けられない
・休み=無給の場合がある
派遣社員として仕事をすることも1つの方法です。
派遣の仕事は終業時間も様々なパターンが用意されていることが多く
ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる可能性があります。
まとめ
働くママたちお疲れ様です。
産後は自分の体調のこと・子供のこと・将来のことなどいろいろ心配は尽きないですよね。
すでに働いているママやこれから出産を控えたプレママに向けて
少しでも参考になる情報発信ができたらと思っています。
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