シングルマザーと共働きワンオペ育児
今日は賛否ありそうな話題に触れていこうと思います。
私の知人は共働きワンオペ育児をしています。
ある日育児をやってほしいと知人がご主人に伝えると帰ってきた言葉がこちら。
「シングルマザーは1人でやってるよ?」
だったそうです。
皆様これを聞いてどう思いますか。
今回はシングルマザーと共働きワンオペ育児について
世間の印象などを踏まえて、実態を解明していこうと思います。
シングルマザーと共働きワンオペ育児の違い
シングルマザーと共働きワンオペ育児について違いをまとめてみました。
シングルマザー | 共働きワンオペ | |
仕事 | (一般的に)している | している |
収入 | ひとり親手当、給与、養育費など | 児童手当、妻給与、夫給与など |
育児担当 | 母親のみ | 妻メイン 夫は状況により参加もしくは不参加 |
自分の時間 | 取りにくい | 夫の協力により取得可能な場合あり |
仕事、収入源、育児担当の3点で見ていきました。
違いとしては共働きワンオペは状況によっては父親の手を借りることができる事、2馬力での収入があることでしょうか。
また自分の時間についても共働きの場合は、夫の協力さえあれば取得しやすい環境といえますね。
確かにシングルマザーの場合は、
育児を含め、生活のあらゆることを1人で対応することが基本となります。
子どもの親として相談したり、何かを決断するのも場合によっては1人で判断していく必要があるでしょう。
もちろん行政や他の家族の力を借りることはあると思いますが
普段の保護責任者が自分1人であるという事はプレッシャーになりそうですよね。
毎日頑張っているママさんたち本当にすごいんです。
シングルマザーがやっているんだから夫婦でもワンオペ育児も当たり前?
では本題です。
びっくりした知人ご主人の発言でしたが、
残念ながら世の中には同じような発言をされた方の情報がありました。
上記のような意見を見つけました。
実は夫側だけではなくシングルマザーを経験した女性たちからも
ワンオペで悩むのは甘えという意見がでていたんですね…。
育児は1人で行うのが基本?
問題なのは育児は1人(主に母親)が1人で行うものである
という考え方にあると思います。
平成28年のデータとなりますがこの時すでに日本は国際比較して家事育児の男女比がおよそ5倍と
他国に比べても差が大きい状態なのです。
引用:男女共同参画局
まだまだ男性育休の取得が受け入れにくかったり、
社会的にハードルが高い状態の日本。
環境が変わらなければ、今後この数値に大きな変化は期待できないでしょう。
夫たちに育児の時間がない、取得しにくい風潮があるのは確かなのです。
とはいえ、その風潮に乗っかって育児を妻任せにするのは少し違いますよね。
男性に育児の事を伝える時は仕事に例えるとよいと聞きます。
シングルマザーは1人でやってるよ。だから俺を頼るのは甘えだよ。
この発言を仕事に置き換えてみましょう
家庭=会社
子ども=会社にとって最重要な新プロジェクト、資産
妻、夫=正社員
子どもに対して責任があるのは妻だけでしょうか?
会社に属する以上は全社員に責任がありますよね。
それは家庭においても同じなのではないでしょうか。
せっかく人手があるのに
協力してくれない・理解してくれないなどの状況ではないでしょうか。
やらなければならない事の量はたとえ減らなくても
相手を思いやる一言などがあれば、モチベーションも変わりますよね。
亭主元気で留守がいい…
これを最初に言った人は家庭内で夫婦の役割分担や協力が
うまくいってなかったのかも…
まとめ
結論として育児はやっぱりどうやっても大変です。
子どもも必死に大きくなろうとするので大変で当たり前なんです。
ただその大変を受け入れるのは誰か1人ではなく、
分担していかなければいけないと思います。
行政や民間のサービスや場合によっては友人知人、ご近所の方などの協力を得る場合もあるでしょう。
そして夫婦間においてはお互いが協力関係にあってほしいと考えています。
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