マタハラ/マミートラックを体験談

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マミートラックとは

今回は実体験をもとにマミートラックについて紹介していきます。

マミートラックとは?
女性社員が産休や育休から復帰した際に、
担当業務や部署、勤務時間を変更されてしまい、
その後のキャリア形成が阻害されること
キャリアアップコースからそれ、
マミー(母)としてのトラック(陸上競技のトラックのこと)を走らされる事をいいます。

この記事を読んでわかること
・マミートラックの実例
・マタハラやマミートラックの予防策
・マタハラやマミートラックの対応

マタハラ/マミートラックの体験談公開

産前のわたしは5段階あるうちのちょうど3番目の階級として役職をもらって働いていました。
役職手当や権限もある仕事を任されていました。
そのうち妊娠がわかり、産休と育休を経て復帰した(育休延長となったので産休をとってから2年後)のですが
復帰初日、会社に行くと入社してきた新人さんと一緒の部屋に通されました。
そして説明もない中、新人さんと一緒になって新人研修がスタートしたのです。
もちろん私は受講する側でした。

ブランクがあるから勘を取り戻すための取り計らいなのだろうか…?
きっとそうだ、そうに違いない。

私の胸中はまさにそんな感じでした。
この時点で私はまだ何も聞かされていないのです。
もやもやしているうちに新人さんと肩を並べた研修で退勤時間になりそうだったので

私は今後どのような仕事をしていけばいいですか?」

と上司にきいてみました。
するとそこで返ってきた答えに私はとても驚いたのを今でも鮮明に覚えてます。

「無理せず、一般職で頑張っていこう!」

???」

そこから人事に確認して初めて、産前の役職が取り消されていた事を知りました。

今となっては自分の確認の甘さも痛感します。
ただ事前の報告や相談は何もないものなのか…?と疑問でした。(今でも)

人事の方には復帰後は「しばらく時短で働きたいこと」を伝えましたが
結果的にこれが降格の決め手になったようです。
ここでの私の落ち度は
フルタイムの契約を継続しつつ、子供が3歳未満な場合に適用できる「短時間勤務制度」
これを使用すると名言しなかった事

これまで出産を迎えた社員はいたようだが、この現場で復帰した例はわたし1人。
会社側も見落としなのか、あえて伏せていたのか不明ですが
単純に契約形態がフルタイムから時短勤務に変更になりそれに連動して役職がなくなったというからくりのようです。

後出しすぎやしないか…

これが私の体験したマタハラ及びマミートラックです。
マミートラックにのるのは仕方がないと、どこかで思いつつも諦めきれない気持ちがあります。
時短で働く以上のキャリアアップは見込めない状態です。

マミートラックは防げるの?違法ではないの?

マミートラック自体には違法性はありません。
とはいえマミートラックにのりたくない…でもどうすれば…?
キャリアアップもしたい女性はどんどん増えているのではないでしょうか。
マタハラが違法という事はすでに世間に広まっていると思いますが

むしろワークライフバランスを掲げた会社が取り組んだ施策の1つとして
時短勤務などを取り入れてましたが、

その結果、時短勤務制度を利用する事でワークライフバランスが悪い方に影響
キャリアアップに意欲的な女性のモチベーションの低下などにつながってしまっています。

マミートラックにのらない方法はある?

こちらについて調べてみた結果ですが、
残念ながら母親側の有効な予防策は見つけられませんでした。

ただし企業側のマミートラックの対策としては以下が挙げられていました。

  • 生産性で評価する
  • リモートワークなどの環境面を整備する
  • 育休の延長
  • 企業内託児所の設置

会社の中に託児所があったらいいなと、実際私も思ったことがあります。

産後の復帰時に時短勤務制度を利用したいという方は少なくないと思います。
マミートラックに乗ってしまうのは仕方がない…という意見もあります。
いろいろな働き方が認められて評価制度も時代に合わせて多様化するのは難しいのでしょうか。
時短勤務を選択したとしても、キャリアアップを目指せる職場があったらいいですよね。

マミートラックにのってしまったらどうする?

マミートラックに乗ってしまったら、
キャリアに意欲的な方であれば、焦りを感じて居ても立っても居られない気持ちになるかもしれません。
マミートラックは乗ってしまったら、すぐに状況を打開するのは難しいといえます。

ただそんな状況を逆手にとって、キャリアを見つめなおす時間にもなるようです。
ここからはマミートラックのメリットについて触れていきます。

マミートラックにもメリットがある?

マミートラックにはネガティブなことばかりではなくメリットもあります。

  • 育児と仕事を両立しやすい
  • 仕事の穴の影響が少ない
  • 自分の負担が少ない

上記のようなメリットが挙げられます。
先ほども述べたようにワークライフバランスの施策の1つとして広まったという背景もあり
時短勤務にはメリットがあります。

まとめ

マミートラックはマタハラとは違い、違法性ない分問題解決までが難しそうな問題ですよね。
子育ての形はどんどん変わっているので、これからもいろんな問題や課題をテーマに
考えていきたいと思います。




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